あじかんの開発力
開発本部の紹介
2017年に商品企画と研究開発の機能を一元化し、マーケットニーズへの適合と市場競争力の強化を図るため、既存の研究部、開発部、商品企画部を統合して開発本部を発足しました。
開発理念
「感動を生む価値の創造」
ここでいう「価値」とは「『おいしさ』『安心』『健康』『利便性』『コスト』『納期』に資する度合い」と定義しています。
開発本部の使命
- 1
- 価値の設計
営業現場やお客さまの声をヒアリング・分析することだけでなく、消費行動の解析をしっかりと行い、「商品の企画づくり」に取り組みます。
- 2
- 価値の創造
過去の研究基盤をベースに、「配合技術、包装技術、殺菌技術」など、新しい技術導入を目指します。
〝価値を実現する〟生産現場と連携を図り取り組みます。
- 3
- 価値の伝達
商品の価値をお客さまに分かりやすく伝えることを重視し、商品をご提案する営業本部との連携を強化してまいります。
開発本部の紹介
開発部
あじかんの開発には大きく分けて独自で開発し新しい価値を提案していく「プロパー製品開発」と、お客さまのご要望に沿って最適な製品を開発していく「ニーズ製品開発」の2種類があります。
いずれの開発もまずは試作室にて試行錯誤を繰り返し、目指す品質の作り込みを実施いたします。テーブルレベルで十分な検討を実施した後、ラインスケールで原材料の仕入から成型、加工、包装を行う機械の選定、加熱温度等製造条件の設定を実施して製造工程の確立を目指します。
その後、生産効率や品質改善を考えながらラインテストを実施、品質確認を繰り返してより良い製品の完成を目指します。また「ニーズ製品開発」においてはお客さまの個別のご要望を丁寧にくみ取り最適な製品の完成を目指します。
研究部
【検査分析技術】
お客さまに安全・安心な商品をお届けするために、自社製品や開発試作品について理化学分析・細菌検査などを日々行っています。また、各工場の品質保証部門と連携し、新たな微生物制御技術の研究にも取り組むなど、製品のおいしさと安全性について、検査分析技術からもアプローチしています。
【製造技術開発】
中長期的な視点で社会の動向や技術の進化に対応し、お客さまの新たな価値の創造につながる新規技術や、新製品開発のための独自技術の創出を目指しています。感動を生むおいしさの実現を目標に、食品添加物やフードロスの低減につながる新たな配合技術や、調理・殺菌技術について、企画・開発・生産部門と連携して取り組んでいます。
【ヘルスフードの機能性研究と素材開発】
日本で古くから食されてきた「ごぼう」に着目し、優れた抗酸化能や便通改善効果などを見出してきました。その機能性を「焙煎ごぼう茶」に応用し、国民的健康茶として提案していくとともに、その他の生活習慣病の予防・改善につながる機能性研究に取り組んでいます。また、ごぼうを中心に、おいしくて健康に良い食品の開発や、新規機能性素材の探索を行うなど、ヘルスフード分野の新たな可能性を追求しています。
商品企画部
商品企画部は、市場のニーズを敏感にキャッチし、「価値ある」新商品を企画・開発しています。
市場調査、現場の情報収集、商品コンセプトの設計、試作品の品質確認、得意先への試作品の評価確認、営業部門との販売見込み調整、生産部門との生産調整、価格決定、経営陣へのプレゼンテーション、販売戦略活動など業務は多岐にわたります。社内のあらゆる部門との調整が必要となり、コミュニケーション力も求められる仕事です。商品サイクルが短くなっている上に、ニーズの多様化により商品の種類が増加しているため、商品企画部への要求は高まっています。